化学系知財部の進境

化学メーカーに就職したアラサー理系男子の成長記録。資格・研究・知財・健康・投資等の話を発信していきます。

【保存版】汗疱(異汗性疾患)対策のまとめ

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30歳を超えたあたりから肌の調子がとても悪くなり、極端な乾燥肌になっただけでなく、明確な治療法の無い「汗疱(異汗性疾患)」を発症したことについては、このブログでも度々報告してきたかと思います('◇')ゞ

 

汗疱を患って早1年・・・(;'∀')

この1年の間、健康な肌を取り戻すため、自分なりに色々調べ、様々な対策を講じてきました('ω')ノ

 

ここいらで一度、汗疱改善に向けて自分が行った対策と、その効果についてまとめたいと思います!

全てこの一年間の実体験です(;'∀')

 

ちなみに、乾燥肌と汗疱って一見全然違う病気のように見えますが、「片方だけ調子が良い」という時はほとんど無く、私の経験上、両症状は連動してしていると考えています。

 

そのため、ここでは汗疱の対策と銘打ってはいますが、乾燥肌対策としてみてもらっても問題ありません('ω')ノ

 

汗疱に限らず、肌のことで悩んでいる人は是非とも参考にして下さい( `ー´)ノ

 

 

肌の状態

 汗疱については、下記の記事をご参照ください。

私は両手(全面)を中心に発症しており、ピーク時は重度と診断されるレベルでした。 

www.chemical-ipd.com

 

 ちなみに、私の乾燥肌の度合いは、何もしないと足が湿疹で埋まるぐらいのレベルです( ;∀;)

こちらもかなりのレベルであると自負できます・・・( ゚Д゚)

 

対策と効果

ステロイド系の塗り薬(効果:×)

 汗疱や、一部のひどい乾燥肌において、まず医者から処方されるのがステロイドだと思います。

最終的に、クロベタゾールプロピオン酸エステル(最も強いstrongestのもの)を試したり、他のブログ等で効果があると言われている非ステロイドの亜鉛華軟膏を試しましたが、私には効果がありませんでした

夜は綿製の手袋をしたりと、保湿も含めてかなり気を使ったのですが、効果はイマイチ・・・

 

正確に言うと、確かに症状は一時的にやや治まった気がするものの、いくら塗っても完治することはありませんでした

 

結局、無意味であることを悟り、途中で塗ることを止めてしまいました。

 

ステロイドの内服薬(効果:×)

 内服系のステロイドを服用すると、一時的ですが、劇的に良くなります(;'∀')

しかし、内服系ステロイドは副作用もあるので、長期間飲み続けることはできません。

結局、服用をやめてしばらくすると、また汗疱が発症してきてしまいます。

(期間を置きつつ継続して飲み続けてしまうと、効果も薄れていくようです。)

 

よって、根本的な解決にはならないので、お勧めしません。

 

 ビオチン療法(効果:〇)

これは、確実に効果があると思います

調子が良い時に一時的にサプリを絶ったら見事に悪化してきたので、信憑性は高いです。

 

但し、即効性が無いことが欠点です。

私は効果を実感するのに2~3か月かかりました( ゚Д゚) 

まだ完全に完治したとは言えない状況なので、今後もしばらく継続していきます。

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上記ブログに記載の通り、私は通常のビオチン療法として用いられているビオチン、ビタミンC、強ミヤリサンだけでなく、亜麻仁油(オメガ脂肪酸)も摂取しています。

どれが効いているのかは正直わかりませんが、アレルギーにも効果があるとされている亜麻仁油も摂取してみることをおススメします。

身体にいい事は間違いないですからね('ω')ノ

 

エキシマライト照射(効果:△)

 エキシマライトは、症状がひどい時に受診し、1~2回の照射によってそれなりに良くなりました。

(照射後、手がじんじんし、何となく効いている感もありました。)

 

しかし、そっから3~4回通ってもあまり変わらず・・・( ;∀;)

(手もじんじんしなくなり、効いている感も無くなってきました。)

照度等の条件もあるので一概には言えませんが、緩和はするけど、完治はしない、というイメージです。

 

但し、これで治るという話もよく聞きますので、試したことのない人は一度受診してみることをおススメします!

この治療法はとにかく安い・早いことがメリットであるため、悩むぐらいなら受診して効果を確認した方が早いです('ω')ノ 

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生活習慣の改善(効果:△)

 お酒を飲んだ次の日とかは明らかに悪化しているケースが多かったので、お酒は出来るだけ控えた方がいいと思います。

(もともとあまり飲めない体質なので、ほとんど飲んでいませんでしたが・・・( ゚Д゚))

ちなみに、お酒はビオチン療法とも相性が悪く、肝臓等でお酒を分解する際にビオチンも消費してしまうようです。

※このことからも、ビオチンの有無が汗疱に大きく影響している可能性が示唆されます。 

 

ちなみに、お酒の他にも汗疱の原因となり得る食器用洗剤やシャンプー等も肌に優しいものに変えましたが、大きな変化はありませんでした。

 

また、歯の詰め物による接触型の金属アレルギーが原因となるケースもあるようですが、私は歯に詰め物等もありませんので、そういった懸念もありませんでした。

(一応金属アレルギーについて検査したいのですが、まだ行けていません。)

 

ちなみに、私は通常のアレルギー検査を先日行い、特に大きな問題が無いことも確認しています。

強いアレルギーがある人はそれが原因となる可能性もあるので、こちらも早めに検査することをおススメします。

1回5,000円程度で、1週間ぐらいで結果がわかります。

 

サウナ・岩盤浴・温泉(効果:×)

何となく、デトックス等の効果に期待し、肌に良さそうなイメージだけで何回かサウナや岩盤浴、温泉に通いました。

結果、サウナ自体にはハマったものの、肝心の汗疱改善効果はありませんでした(;'∀')

 

余談ですが、汗の成分に老廃物はほとんど含まれないようなので、実はサウナや岩盤浴はデトックスに対してそんなに効果があるわけではないようです。

しかし、サウナや岩盤浴には自律神経を整える効果があり、それ自体はとてもいい事なので、生活リズムが狂っている人は是非実践しましょう。

生活習慣を整えることは間違いなく肌にいい効果があります('ω')ノ

  

水をたくさん飲む(効果:〇~◎)

 個人的には、この対策が肌に対して最も効果的であった気がしています。

まず、水を飲むことによって、体全体の水分量(保湿量)が増加し、肌のバリア性が向上します。

これが悪いはずがありません('Д')

 

また、水をたくさん飲むとその分尿が出るので、通常よりも老廃物を体外に排出する機会が増えます。

これも、間違いなく効いていると思います!(^o^)/

 

さらに、日々の水分を水から摂取すると、ジュースなどに含まれる不要な添加物を取らなくなります。 

これも肌に効果的であるとされています('◇')ゞ

(人によっては、この添加物がダメだという人もいるようです。)

 

 ちなみに、水の種類は硬水でも軟水でもどっちでもいいと思いますが、私は主に軟水を飲んでいました。

一日に摂取する水分量とかは、そこまで意識しませんでした。。

あくまで、摂取する水分をほぼ水とお茶に変え、意識的にたくさん飲むようにした、というだけです。

 

日々の保湿(効果:△~〇)

 

 日々の保湿に関しても、ある程度意識するようになりました。

私は、お風呂に入った後、全身にキュレルのローションを塗って保湿しています。

(ちなみに、顔にはハトムギ系の化粧水と乳液を塗っています。)

すぐに効果があるわけではありませんが、塗っておけば悪化しにくくなるイメージです。

 

保湿は、やはり肌対策の基本だと思います。

ローションなど高いものを使う必要はありませんので、量が多く、身体にたくさん塗れるタイプのものを選びましょう!

 

まとめ 

 種々の肌対策を行ってわかったことは、肌の異常とは、間違いなく身体の内から生じている、ということです。

そのため、いくら塗り薬などを使っても、根本的な解決にはなり得ません。

 

肌を改善するためには、必要な栄養素を摂取し、不要な老廃物を体外に排出することが重要であると考えます。

 

そのため、肌の状態に対し、不足している可能性のある栄養素をサプリで適切に摂取し、かつ水をたくさん飲んで老廃物を体外に出す。

これが間違いなく一番効果的であると言えます('ω')ノ

 

そして、この対策は汗疱だけでなく、肌対策全般に効果的であると考えられます。

特別な事はなにもしていないわけですからね(;'∀')

私は上記対策で、汗疱だけでなく、乾燥肌もだいぶ治ってきましたし、顔のニキビもほとんど出てこなくなりました。

 

やっぱり体内(特に腸内)の環境を整えることが重要だったんですね!

皆さんも、肌に異常がある時は、普段の食生活を見直すことから始めるといいかもしれません。

生活習慣の改善という意味では、しっかりと睡眠をとることも重要です。

 

皆さんも、肌の調子が悪い時は日々の生活習慣を見直すことから始めましょう!

外用薬で根本的に完治することはないです

自分の体質自体を変えていくことが、唯一にして最速の治療だと思います('ω')ノ

 

 

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

また宜しくお願いします!

 

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