化学系知財部の進境

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【病気】汗疱(かんぽう)の体験談〜原因と治し方について〜

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皆さん、「汗疱」という病気をご存じでしょうか?

 

汗疱とは、てのひらや足の裏などに粟粒大の水泡が生じる病気のことを指します。

水泡は多発することもまれではなく、強いかゆみを伴います。

 

私は前回の冬、特に2月~3月にかけて汗疱が発症→悪化し、とんでもない目にあいました・・・(*´з`)

今回はその汗疱について、発生原因や治療法など、体験談を交えて説明していきたいと思います!

 

 

 

汗疱の発生原因

 汗疱の主な発生原因は、発汗、接触アレルギー、有機溶剤や洗剤と言われています

私の場合、そもそも化学系の研究職であったため、10年近くに渡って使用している有機溶剤や洗剤は考えにくく、また、接触アレルギーに関しても思い当たる節はありませんでした。

そのため、強いて原因を挙げるとしたら、残りの「発汗」が可能性として考えられます。

要は、特別何かが原因で発症したというわけではないってことですね(;'∀')

30代になって乾燥肌が顕著になってきていることや、ゴルフを始めたこと等も要因として挙げられるかもしれません。

 

汗疱発生のキッカケ

汗疱が発生したキッカケは自分の中では明白であり、てのひらの中央にマメ?が出来て、それを潰したことが原因と考えています。

(今考えるとマメではなく、既に汗疱であった可能性もありますが・・・(;'∀'))

普通ならてのひらのマメを潰すとすぐに治るのですが、その時はなかなか治らず、しばらくするとマメが少しだけ大きくなって復活する→また潰す、というのを繰り返していました。

本当なら、この時点で異変に気付くべきだったんでしょうね・・・('Д')

 

そして、とある日を境に、急激に悪化してしまいました( ;∀;)

 

汗疱の症状について

 私の汗疱の症状は結構重めであり、まず右手は握ることも困難なレベルで大量の汗疱(水膨れ)が生じました。

右手を握ると、それだけで水泡がつぶれて膿が出てきてしまう始末です・・・

しかもそれだけではなく、右手が悪化してすぐに今度は全身に非常に激しい痒みを伴う赤い湿疹が出来ました

幸い顔には湿疹は出来ませんでしたが、特に腕と腰回りはポツポツとかいうレベルではなく、一帯が真っ赤になってしまいました。

最もひどい時は全身の痒みで眠ることも出来ず、また、右手から出る膿も止まらなくて、大変苦労しました( ;∀;)

 

汗疱への対処法

 汗疱への明確な対処法は今のところ定まっておらず、お医者さんい診てもらうと概ね強めのステロイドや亜鉛華軟膏等を処方され、様子見、ということになります

肌トラブルは人によって原因が多岐に渡るため、仕方のないことなんですかね・・・(*´з`)

しかし、ただ処方薬を塗っていても一向に治る気配がなかったため、より早く汗疱を治すべく、色々調べ、自分なりの対処法を検討することとしました。

 

まず、客観的に自分を症状を調べた結果、今回の私の汗疱はただの汗疱ではなく、全身型の金属アレルギーを併発したことによってここまで悪化したものだと推測できました。

全身の湿疹と、ここまで右手が悪化した原因に、金属の経口摂取があったのではないかと考えています。

そのため、単純に汗疱への対処法といっても、右手の水膨れと、全身の湿疹は似て非なるものとして対処を試みました。

 

右手の汗疱への対処法

 汗疱への対処法は諸説ありますが、私が実体験を元に色々試した結果、下記対処法が最適であると結論付けました。

①手に汗をかかない

②汗疱(水膨れ)を潰して傷のような状態にし、カサブタをつくり、それを剥ぐ

 

①手に汗をかかない

これに関しては、下記リンク先の「テサラン」という制汗クリームを使いました。

 

 

この商品は、一般的な制汗成分としてよく使われているアルミニウムが不使用であるため、より敏感肌向けの身体に優しいクリームとなっています。

汗疱はアレルギーが原因で悪化する可能性もあったため、できるだけそういった原因を作らないようなクリームを探したところ、このテサランにたどり着きました。

本商品の売価は高めですが、一回の使用量は米粒大で足りるため、そんなにコスパが悪いわけではありません。

また、確かな制汗効果も実感できるため、こういった病気のお供としての使い方がおススメです。

やはり汗疱の大きな原因の一つは汗であるため、汗を抑えるということは確実に効果があると思います。

 

②汗疱(水膨れ)を潰して傷のような状態にし、カサブタをつくり、それを剥ぐ

これに関しては独自理論ですが、色々試した結果これが最速で治る気がしています。

水泡の潰し方は、爪切りがおススメです。

爪切りでそっと水泡を切ると、他の部位を傷つけずに水泡を潰せます。

水泡を潰した後、医者から処方されるであろうステロイド(私の場合はアンテベート軟膏)や亜鉛華軟膏等を塗ってしばらくすると、カサブタになるので、それを剥ぐと綺麗な肌になります

自分はそのやり方で、結局右手の皮を丸々剥ぐことになりましたが、ものすごい状態であった右手がすぐに治りました。

お医者さんからは、「水泡は潰さない方がいい」と言われましたが、私の場合は水泡を潰さないと全然治らなかったため、敢えて潰すという選択を選びました。

 

水泡を潰してる間、ひどい時は膿?が止まらないので、そういう時は薬局で売っている綿100%の手袋をつけましょう

私はこの手袋を、昼間に1枚と、寝る時に1枚つけていました。

こういった手袋をつけると、膿が出ても周辺を汚す心配がないですし、薬やクリームを塗った手を保護する効果もあるため、これをつけるのとつけないのとでは治る速度が全然違います( ..)φメモメモ

かなりおススメですので、是非買いましょう(^o^)/

洗濯するとどんどん縮むため、少し大きめを買う方がいいかと思います。

 

全身の湿疹への対処法

 これは前述していますが、全身型の金属アレルギーが原因であると考えています。

汗疱と全身型の金属アレルギーは併発し易いということは調べるとたくさん出てくるし、その症状が今回のケースとあまりに似ていたため、恐らくそうなんだと思います。

発症のキッカケは、金属の経口摂取であると考えています。

具体的には、チョコレートの食べ過ぎが原因の一つであると考察しています。

 

こう明記していると何とも情けない原因のように思えますが、チョコレートにはアレルギーを発症し得る多くの金属(ニッケル、コバルト、クロム等)が多量に含まれています

普段からよくチョコを食べていた自分ですが、汗疱が出来て皮膚が弱っていたことと、バレンタインの時期で奥さんが大量のチョコ系のお菓子を作り、それを毎日食べたことにより、このタイミングで全身型の金属アレルギーが発症したのだと考えています。

 

この全身型の金属アレルギーへの明確な対処方は無いのですが、原因がそれと分かったのなら、原因を絶つことが最も重要です。

なので、金属を多く含むチョコレートやココア、豆類の摂取を控えました

その後、かゆみ止めを兼ねた抗アレルギー剤を服用し、徐々に直していきました。

これも治ってくると赤かった部位の皮膚が薄く剥けてきて、一時は全身粉吹き状態でしたが、何とか良くなってくれました。

今では、チョコを大量に食べても勿論問題ありません!

ほんとあれは何だったんだろ・・・('Д')

 

発症から2か月後

 何とか快方に向かい、今では全身の湿疹が嘘のように消えています。

右手の汗疱に関しては、たまーに手の一部にポツポツと出来ており、放っとくと治る、というのを繰り返しています。

お医者さんにも、完全に治るには時間がかると言われていますので、気長に待つこととします。

この段階までくれば、特に日常生活に問題は生じませんので(^o^)/

とりあえず、クリームだけは日々塗っており、たまに症状が出ているところに軟膏を塗る、ということをしています。

 

汗疱は治り辛いやっかいな病気です。

本ブログが、少しでも治療の参考になれば幸いです('ω')ノ

 

 それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

また宜しくお願いします!

 

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