知財部として勤務し、早1年が経ちました!
色々な業務経験の積み重ねと、日々周りのおっさん達を観察していく中で、2つのスキルさえあれば最低限知財部としてやっていけることがわかりました('ω')ノ
今回はその2つのスキルについて、詳しく説明していきたいと思います('◇')ゞ
1年前の知財部になり立ての頃に書いた「知財部に向いている人・向いていない人」の記事はコチラ↓↓↓↓
今見ても、意外と的を得た内容だと思います。笑
知財部として仕事するために必要なたった2つのスキル
知財部としてやっていくために必須となるスキルは、大きく分けて以下の2つに集約されます。
・コミュニケーション能力
・時間管理能力
この2つのスキルの必要性について、実体験を交えて紹介していきたいと思います。
コミュニケーション能力
このスキルについては前回の記事にも書きましたが、改めて重要性を感じたため、更に詳しく書いていきたいと思います。
社会人として生きていく中で、勿論コミュニケーション全般に長けているに越したことはありません。
・・・が、それを言ったら元も子も無いので( ゚Д゚)
本件で言う知財部としての具体的なコミュニケーションスキルとは、研究から「気軽に相談されやすい雰囲気を作れるか」ということです。
知財部は、新入社員の出願特許に関する基礎的な質問から、管理職の他社対応まで、社内の幅広い層から様々な質問を受けます。
そのため、上の人間・下の人間関係なくコミュニケーションをとれる人が知財部に向いています。
例え自分の職級が上だからと言って、研究に対し上から目線で話すのは絶対NGです!
ある意味、同じ会社とは言え知財部から見た研究はクライアントのようなものなので、誰に対しても丁寧な対応を心がけましょう(^o^)/
更に、知財部として円滑に業務を進めるために、研究に対し何かあったらすぐに相談してもらえるような関係性を築いておくことが重要です。
つまり、研究に、「あの人に相談したくないなー、面倒くさいし、後にしよう」と思われてしまったら、終わりです('Д')
結局ギリギリになって相談され、どうしようも出来ず、BAD END・・・(;'∀')
となってしまいます。
研究と知財の勤務地が離れている時などは、特に注意しないといけません。
普段から連絡を取っておらず、たまに出張に行くタイミングでしか話さないとなると、危険信号だと思います。
他社対応や特許出願が、たまの出張のタイミングで依頼されるだけで足りるはずがありませんもの(;'∀')
社内には、研究に適当なリマインドメール送って、「研究の連絡待ちです」といって職務放棄をしている人がわりと存在しており、非常に有用な反面教師例となっています( ゚Д゚)笑
メールで済ませるのではなく、重要なことは電話して直接相手に伝えることが重要だと思います!
メールでは熱量が伝わり辛いですからね(*´з`)
時間管理
時間管理がしっかりとできるか、ということも、知財部にとっては重要なスキルです。
「時間管理」とだけ聞くと、一見誰でも出来そうな簡単な内容に聞こえますが、意外と一筋縄ではいきません(;'∀')
出願担当業務をしていくと、1件の出願案件に対して、研究や弁理士事務所から大量の書類が押し寄せてきます。
その一つひとつに、対応期限が設定されているのです(;'∀')
これを複数件同時に進行するとなると、もうわけわかんなくなってきます。
隙を見せるとすぐに書類の山が出来てしまい、期限が判らなくなってしまうことでしょう・・・(;'∀')
この書類の山を適切なタイミングで適度に処理をしていくということも、意外とセンスが必要な業務だと思います。
また、知財部は、研究に対して期限を切る立場です。
出願戦略を加味しながら、色んな案件の出願や中間対応等の締め切りを管理し、研究や弁理士事務所を動かしていく必要があります。
特に優先権に関する事等、忘れてしまうと取り返しのつかないことになってしまうケースも多々あるので、書類やメール管理が上手くないと知財部は務まりません。
時間管理が全然できてなくて、めちゃくちゃ上司に怒られてる人が我が部署にもいらっしゃいます・・・
期限が間に合わないのなら、早めに上司に相談した方がいいですね(;'∀')
メールの場合は、上司にCCを入れまくってリマインドしてもらうっていうのも手です!
連絡がマメな人は、恋愛だけでなく知財にとっても適正があるということだと思います(#^.^#)
我こそは!という恋愛マスターのマメ男は、もしかしたら知財部に向いているかもしれません('ω')ノ
いかがだったでしょうか!
知財部は研究と弁理士の橋渡しのような存在でもあるため、双方から色々言われることも多いと思います。
片方の言っている内容を鵜呑みにせず、全体をみて総合的に判断することが必要です。
時には、研究とバトルする必要が生じるケースもあるでしょう・・・
しかし、根本的には時間管理とコミュニケーションさえしっかりと取れていれば、それ以上の問題は一人で解決しようとせず、知財部の同僚に相談したり、研究側に問い合わせたりして解決していけば良いのです。
課題を解決するために回りを上手く使えるかどうかが知財部にとって重要なセンスだと思います(^o^)/
積極的なコミュニケーションを心掛け、知財部として成長していきましょう!
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。
また宜しくお願いします!
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