「村人A君、来月から知的財産部へ異動ね」
・・・・・('Д')
え、マジで??知財部何それ?左遷?
知財部へ異動を命じられた時は、「正直、行きたくないなー」が本音でした( ゚Д゚)。
やっぱり研究がしたかったこと、何となくサポート係みたいな印象があったこと、何よりも特許に対して何の興味も持っていなかったためですね。
何なら、知財部に対してマイナスのイメージを持っていたぐらいです(;'∀')
(それはそれで研究者としてNGですが。笑)
しかし、現在は知財部に来れてラッキーだなと思っています!
今回は実際に知財部に異動して良かったこと、悪かったことを発信していきたいと思います!
知財部に行って良かったこと
技術的な知見が増える
当たり前ですが、知財部が特許出願の担当・管理をする場合、ある程度その案件に対して知見を持っていなければなりません。
少なくても当社では、知財部が主体的に明細書を書き上げるケースも多いため、嫌でも技術的な知見が増えていきます。
初めはわからないところだらけで辛かったですが、慣れてくると社内の色んな技術を知れてどんどん楽しくなってきますよ!
社内に知り合いが増える
知財部は、色んな人と話さなければなりません。
やっぱり研究者と密なコミュニケーションを取らなければ良い特許出願なんてできませんからね!
また、研究者との交流だけでなく、営業や現場との交流もしょっちゅうあります。
さらに言えば、特許の管理は基本管理職レベルの方々が担当するものなので、お偉いさんとも仲良くなれました。
これだけでも、確実に社内で働くに当たってプラスになります( `ー´)ノ
知財部には女性が多く、働く環境がいい
おそらく、どこの会社の知財部も女性がそこそこいるかと思います。
知財部は時間的な拘束・制限が少ないため、フレックス勤務し易いためです!
そのせいか、他の職場に比べて年休の取得がし易く、定時で帰りやすいのも特徴です。
但し、決して仕事量が少ないわけではないのでご注意を。。。
専門スキルを学べる
研究は、ある程度慣れてくると、毎日が同じことの繰り返しになるケースが多いです。
仕事としては楽なのですが、日々の成長を実感しづらいところが難点でした。
一方、知財の業務は意外とマンネリ化しません。
知財部の業務は特許出願だけでなく、他社対応を含めた技術的な会社の相談役こそが真の姿です!
毎日色んな部署から色んな相談事が飛んでくるため、結構飽きないですよ(^o^)/
場合によっては訴訟の対応すらあるため、知財でしか経験できないことが多く、成長の機会に事欠きません!
知財部にきて嫌だったこと
(会社によりますが)知財をなめている人がいる
これは会社の風土によりますが、やはり未だに知財部に偏見を持っている方々がいます。
実際に知財部として仕事していると、社内における知財部の重要性が高いことがわかってくるのですが、どうも人によってはただ「特許出願の仲介をしている人」みたいな印象を持っている人がいます。
まぁ、会社には色んな人いるので、偏見を持たれることは知財部に限らず仕方のないことですが。。。
知財部内に仕事できない人が多い
これこそ完全に当社の問題ですが、なぜか知財部には微妙な人材が集まってきます。
やはり新入社員で知財部に配属されるケースが少なく、研究から異動してくるパターンが多いためでしょう。
どこの研究室も、特別な理由がない限り超優秀な研究員を外に出したくはないでしょうからね。
目が悪くなる
これも私だけの問題かもしれませんが、やはりパソコンを見ることが多いため、視力の低下が気になります。
周りの人々からも目が悪くなったという話をよく聞くので、今後知財部として働く人は注意してください!
技術発表等の機会が減る
研究者にとっての華やかな機会として、社内における研究発表や、外部での学会発表等があるかと思います。
残念ながら、知財部はそういった発表会に参加することはあっても、自分たちが発表する機会は少ないでしょう。
これを良いとするか悪いとするかは人に依りますが、自分は研究職時代結構発表をやっていた方なので、少し寂しいですね。。。
いかがだったでしょうか!
少しでも参考にしていただければ幸いです。
次は知財部に向いている人・向いていない人に関して話していこうかなと思います!
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。
また宜しくお願いします!
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